Oct 18, 2018

◆阿川佐和子「認知症の症状で、何回も同じ質問をする母に、旦那が毎回答えを変えるんです。」 10月20日、27日の『DreamHEART』では、先月、介護をテーマにした小説『ことことこーこ』（角川書店）を出版した阿川佐和子をゲストに迎えます。著書のタイトルについて、「実はダブルミーニングになっているんです。主人公の”こーこ（香子）”の職業がフードコーディネーターということで、”ことこと”煮込むという意味と、これは後からだけど、こーこ（香子）のお母さんの名前を”ことこ（琴子）”にしました」という阿川佐和子。すでに『ことことこーこ』を読み終えたという茂木健一郎は「ネタバレになるから言えないけど…、最後に月面宙返りのようにすっぽりと落としどころが…！」と熱く感想を伝えました。『ことことこーこ』は介護をテーマにした小説。介護をテーマにした理由について、自身も母の介護を経験している阿川佐和子は、「世界に先駆けて日本は超高齢社会。介護に向き合う人はたくさんいる。介護の話をすると、どうしても暗い話題になってしまう。明るい介護の話を書きたかった。私の母が明るいんです。つい笑ってしまう。暗いことばかりじゃないよということを伝えたかった。」と言います。茂木健一郎が驚いた、阿川佐和子の母と旦那さんとのやりとりとは…？また、阿川佐和子が提案する、介護をする人が「どうして自分だけがこんなにつらい目に…」と思ってしまいそうな時に使うユニークなコミュニケーションのコツとは？ この模様は10月20日（土）、27日（土）22:00～。どうぞお楽しみに！ ■番組『Dream HEART』概要